明科~西条間には大小5箇所のトンネルがあるのですが、今回歩くコースには2箇所のトンネルがあります。そのうちの一つ「漆久保トンネル」(うるしくぼ)です。明科で焼かれた煉瓦か使われていて、とても趣のあるトンネルです。この中を黒い煙を吐きながら汽車が通り抜けていたのですよね。煉瓦のはがれに歴史を感じたり、ススの残る煉瓦に往時を偲んだり・・・結構見ていて飽きないものです!
さて、このトンネルの上にはご覧のように「普寛様」と「覚明様」の二つの像が並んでいます。何でも・・・木曽御嶽山の表参道を開いたのが普寛様。裏参道を開いたのが覚明様なのだそうです。上に立っておられるのが「覚明様」下が「普寛様」らしい・・・です。ここを通る細い道は大昔の善光寺道で、山や峠を越える近道だったそうで、この2体の像は道を通る旅人の安全を願って祀られたのだそうです。それにしてもトンネルから脇道にそれてここまで上がってくる道があまりにも急坂で・・・下りるときには転びそうになるし、本番では行かれないかなぁ・・・。
今日の八ヶ岳は快晴!朝から明るい日差しが降り注いでいます。鯉のぼりが気持ちよく泳いでいる様は和みますね!
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