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16
10月
いよいよ今回の目的地「妻籠宿」に到着!!!
って、宿らしい写真は無し!行ってみてのお楽しみ。ですが・・・皆さんだいたいご存知ですよね。なので、写真は道標「江戸へ八十一里」一里を4㎞(学校でお勉強しましたね?)とすると、約324㎞・・・車でも大変!
そして「京へ五十四里」およそ216㎞・・・人間の足だけで歩くのですから凄いことですよね。
本番用のためにいろいろと調べてましたら、五街道を歩く旅があるのですねぇ。クラブツーリズムで募集しているんです!時間が出来たら行ってみたいなぁ・・・なーんて思いましたが、時間が出来る頃には足腰が・・・トホホ。
妻籠の中心「脇本陣」です。「本陣」は再建された建物ですがこちらの「脇本陣」は当時の建物。係のお姉さんが、島﨑藤村のアルマーニの話???なーんかしてくれますよ。楽しみにしていて下さい!
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15
10月
歩みはだいぶ進みました!と言っても、ほとんど下りだけしか歩いていないのですが・・・。
もうそこが「妻籠宿」です。写真左の欄干の下に「蘭川」がながれています。
町並みの外れには藁細工の実演販売のお店があります。この日はお休みでしたが、外には大きな駒が飾ってあります。「乗れません」っとしっかり書いてありますが・・・(笑)。
そして、水汲み場も!当時からあるものかどうかは書いてはなかったのですが、宿場を間近にして ”ほっ” とできる場所だったのでしょうね。汗を流したり、足を洗ったり、もしかしたら洗濯も??する人たちの姿が浮かびます。
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14
10月
中山道はだんだんと人里に近くなってきました。
と・・・こんな看板が、南木曽町には「忠犬」制度が有るようです。 私たちもあちこちウォーキングで歩いてきましたが、こういうのは初めて拝見しました!
へぇ~「おいで!」なーんて声を掛けてはいけないんですね。でも、この日に「忠犬」に会うことはなかったです。残念!
ここは「藤原家住宅」中山道からは少し離れているので、本番の時には行かれないのですが・・・。この藤原家住宅は「長野県宝」に指定されています。木曽地方の古い農家の形式を伝える貴重な建物で、17世紀後期の建物と推定されています。外見を撮るのを忘れてしまいましたが、もちろん屋根は木曽桧葺きとなっていて重しに石が乗っていました。上の写真は縄綯機です。初めて見ました!!!右側のガイドから藁を差し込むと縄が綯えるシステムになっているようです。動力は左側のハンドルを回す式の手動だと思われます。よく考えられたものですね!
さて、中山道に戻ります。ここは「大妻籠」・・・妻籠の少し手前となり、ここにも数件の宿が並んでいます。どのお宅も手入れが行き届き立派なお宿です。お布団も良いものが干してありましたし(笑)一度泊まってみたいですね。
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12
10月
中山道には当時のものかどうかは???石碑がたくさん残されています。これは「一石栃口」他にも「中山道」の文字が刻まれているのは結構見かけました。「石柱道標」や「庚申塚」などなど、マニアには人気かもしれません。(って、石碑マニアなんていらっしゃるのかしら?)
中山道は一旦舗装道路に出なければならないところがあるのが残念。ほんの短距離なのですが、致し方ない・・・。林の中を進むと現れるのが「男滝」「女滝」上の写真が「男滝」
こちらの写真が「女滝」です。ここは往時より旅人憩いの場だったそうです。滝の姿もほぼ当時のままとのこと。滝の飛沫を浴びながらしばし旅の疲れを癒やしたことでしょう。よし、妻籠宿まではもう少し・・・頑張って歩きましょうね。
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11
10月
八ヶ岳でもだいぶ紅葉が進んできましたが、中山道でも秋の気配が・・・色づいた葉が落ちている様は美しいですが、ちょっとだけ寂しさを誘いますよね。
中山道の周りは自然にあふれています。沢を流れる水は、合流するたびにその量を増やして、水音も大きくなっています。
妻籠宿の直ぐ隣を流れるのが「おたる川」そして「木曽川」に合流し、長旅の末、伊勢湾から太平洋に流れ込むのです。
ですが、この川がくせ者・・・中山道はこの川の「蛇ぬけ」(土石流)によって道が流され、ルートの変更をしなければならないことが良くあったそうです。清らかな流れと眺めているうちは良いですが、ひとたびその威力が増すときにはきっと大変だったことでしょう。
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8
10月
お休み処の直ぐ近くには「子安神社」があります。この一石栃沢流域に住むものは難産しないという古くからの言い伝えがあり、信仰の対象として祀られているそうです。で・・・「子安神社」と言うと「安産」と同時に「子授け」もお祈りするそうで、言わずと知れた ”もの” が祀られておりました。写真は撮ってきたのですが、やっぱり載せるのは遠慮しておきます・・・。
さぁ、気を取り直し歩き始めますよ!と思ったら、立派なアケビの実が成っているではありませんか?ちょうど食べ頃ですが、ここでは採取してはいけません!ので、写真だけ・・・。
更に歩を進めると、時々 ”カンカンカン” と鐘の音が聞こえていたので「何だろう?」と思っていたら、中山道脇には ”熊よけの鐘” が設置されているのです。「鐘を鳴らして下さい。熊を追い払います。」と、しっかり書いてあります。もちろん私たちは熊には遭遇しませんでしたが、時々出没するのでしょうか?本番には ”熊よけ鈴” を持参することにしましょう!
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7
10月
峠の茶屋からの下り坂はこーんな感じ。石畳で趣はあるのですが、落ち葉が濡れていて滑りやすいのです・・・。気をつけて歩かなければならず、足に力が入ります!
間もなく「一石栃のお休み処」ここは、妻籠宿と馬籠宿とのちょうど中間となり、往時は七軒ほどの家があって栄えていましたが、今ではこの「牧野家住宅」一軒を残すのみになっているそうです。この「牧野家住宅」は江戸時代後期の建物で、当初は間口が十間半もある大きな建物だったようですが、現在は南側が切り取られて八間に縮小されてしまったそうです。
ここでは、お茶やお菓子が用意されていて自由にくつろぐことが出来るようになっています。”志” をご用意下さいね。トイレ拝借の際にも ”志” が必要ですよ!
この見事なしだれ桜・・・ぜひ、春に眺めてみたいものです!
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6
10月
熊野神社から中山道を少し上ると直ぐに「馬籠峠」の頂上となります。
峠にあるのは当然「峠の茶屋」趣のある建物風になっています。が・・・黄色の紙に書き出されているのは・・・「Coffee」「Tea」「Green tea」などの文字。私たちがお邪魔したときにはおりませんでしたが、ここにも外国の方達がたくさん訪れるそうです。
黄色の紙には「五平餅」の文字も・・・ん~~~。まだ歩き始めたばかり、ここで五平餅など食してゆっくりしてはいられません(涙)
峠の頂上の標高は801m。何とアットライフの事務所(1,155m)よりずいぶん低いではありませんか?!さぁ、ここからは下りですよ♪ ですが、先日までの雨で街道は滑りやすく気をつけて降りなければいけません。何だか足に妙に力が入ります!・・・翌日、足に来たのはこのせいですね?