さあ、いよいよ本格的に樹海の中に入ってきました。ここは「こおり穴」別名「英(はなぶさ)」とも呼ばれていて、穴の中の気温が夏でも低いため、古くは冷蔵庫の代用として厳冬期に沢からの天然氷をここに運び熱病等の手当に利用していたそうです。ご覧のようにまだ雪が残っています。
雪が残っているのは、穴の中の穴・・・外側の大きな陥没穴は直径20m以上あるでしょうか。それにしても昔の人は良く迷わずにこの樹海の中を通れたものですね。そして、よくもこの穴を見つけ、生活に利用できたものだと感心せずにはいられません。樹海と言っても怖いイメージばかりではないと言う事を今回初めて学びました。
今日の八ヶ岳は曇り・・・明日の朝に向けてお天気は下り坂のようです。