我が家の庭に「ホトケノザ」が咲きました!ピンクのすーっと伸びた花がとっても可愛いのですが、放っておくとどんどん増えて・・・「草も花の内」とは言いますが、明日は休みなので草取りでもしようかと思っています。ちょっと可愛そうな・・・。
さて、この「ホトケノザ」ですが・・・春の七草の「ホトケノザ」とは違うのです!春の七草の方は、標準和名を「コオニタビラコ」(小鬼田平子)というキク科の草なのです。写真のシソ科の「ホトケノザ」は食用ではないのでくれぐれもご注意!!では何でシソ科の「ホトケノザ」とキク科の「ホトケノザ(コオクタビラコ)」なんて言うややこしい事になってしまったのでしょう? 本来は「コオニタビラコ」が七草の「ホトケノザ」であったがいつの間にか入れ替わってしまったと・・・いろいろ調べてみたのですが、納得のいく答えが見つかりませんでした。残念・・・。
シソ科の「ホトケノザ」(写真)は葉が仏様の座布団に似ているから。キク科の「ホトケノザ」(七草)は葉がロゼット状(たんぽぽのように放射状に生える)でそれが仏様の台座に似ているから名付けられたそうで、信仰心の厚い昔の人々が偲ばれますね。