Archives for トレッキングリポート category
Posted on 2016 under トレッキングリポート |
4
5月
穂高川を過ぎると急に水がきれいになります。下見の日は前日の雨で、どの川も濁っていたのですが・・・ご覧のように川底まで透けて見えるほどきれいな水です!
ここは扇状地になり、山から流れてきた川が平地に入り流速が落ち砂礫を扇状に堆積して作った地形のことですね。山に近いここでは下流の扇状地に比べ土や砂が大粒なので、川の水は地下に浸透し地下水となって扇状地 の末端で湧き水となるのです。それがこのきれいな水の仕組みなのです。
そのきれいな水では・・・そう「わさび」の栽培が有名ですね。下見の頃にはちょうどわさびの花が咲き始めたときで、かわいい白いお花があちこちで開いています。
そして、きれいな水は魚の養殖にも使われています。稚魚たちが元気いっぱいに泳いでいます。
八ヶ岳は昨夜の夜中に強風が吹き荒れ、眠れないほどでした。今もまだ風は強いですが、昨夜ほどではありません。雨も朝には止み、今は美しい青空が広がっています。
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2
5月
昨日もお伝えしましたが、「梓川」と「奈良井川」が合流し「犀川」となるわけですが、ここ安曇野にはたくさんの川が流れていて「高瀬川」や「穂高川」もこのあたりで合流するのです。廃線の隣を流れていた「潮沢川」ももちろん「犀川」に合流します。
そして・・・今回のコースで渡る大きな橋は、まず「犀川」を渡る「犀川橋」
そして・・・「高瀬川」を渡る「安曇橋」
そして・・・「穂高川」を渡る「安曇野大橋」があります。車だと ”すっ” と通ってしまう橋ですが、それぞれに名前があり(当然ですが・・・)立派な石碑も設置されています。そして、川の流れ・・・見ていて飽きませんね。ずーっと見ていると吸い込まれそうになりますが・・・(笑)本当に水が豊富なところで、安曇米が美味しいというのもうなずけます。
今日の八ヶ岳は朝から良く晴れています。新緑の葉もだんだん増えてきて美しい季節です!!!
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1
5月
「犀川」は長野県内を流れる一級河川です。上高地から流れ出る「梓川」が奈良井宿から流れてくる「奈良井川」と合流し、そこから「犀川」と呼ばれるそうですが・・・別の説もあり、もう少し下流の大町から流れる「高瀬川」が合流したところから「犀川」とする。というものだそうです!いずれにしても滔々と流れる様は岸の緑と相まって美しいです!
これがちょうど「高瀬川」の合流地点です。八ヶ岳にはこんな大きな川がないので、見応えがありますね。
水が豊富なここでは「水産試験場」もあります。「ナガノユキマス」が有名ですね。鷺が水槽の縁をうろついていましたが、狙っていたのでしょうか?
支流にはこんな穏やかな風景も見られます。自分の家の庭に流れがあるのは羨ましいです。とってもきれいな水だったので色々なことに利用されているのでしょうね。この小ぶりの水車小屋がまたイイ!
八ヶ岳は連休に入ってから冷たい風が吹いていて、今朝も霜注意報が出ていました。事務所前を飾る花々も毎晩玄関内に避難している状況です。やっぱり「カッコウ」が鳴くまでは霜の心配があるのですね。
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30
4月
潮神明宮の満開のしだれ桜に別れを告げて・・・篠ノ井線の廃線からもここから別れ、しばらく明科の街を歩きます。
次に訪れるのは「あやめ公園」と隣接の「龍門淵公園」です。
あやめ公園には「あやめ」「ショウブ」「花菖蒲」がたくさん植えられていて、6月~が見頃とのことです。一面の花々は見応えがあるでしょうね。
龍門淵公園は犀川から流れた川が公園内に流れていて、さすがに水が豊富なところだなぁ・・・と思わずにはいられないですね。色々な植物も植えられていて、よく手入れがされています。そして、この公園には「接吻地蔵」のレプリカが置かれているのですが・・・ん~ちょっと朝から写真ではお伝えできないような ”生々しい” 地蔵なんです・・・。ネットで調べると出てはいますが、わざわざレプリカを作るほどでは・・・と思ってしまうのです。
今日の早朝の八ヶ岳です。雲の朝焼けが美しいですねぇ!今日は行楽日和です♪
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29
4月
三五山トンネルを抜けると北アルプスの山々が広がります。あいにく下見の日は雲が多くスッキリきれいな山を見ることが出来ませんでした。まだまだ白い雪が残る常念岳も見えるのですが、写真では空だか山だか・・・?
廃線のコースは「潮神明宮」まで!この潮神明宮では5月の連休に例大祭が行われるのですが、この山奥のお祭りになんと「柴舟」と呼ばれる舟の形をした山車が曳き回されるのだそうです。写真はその準備だと思われます。木を弓なりに曲げてあります。そして一番右の写真はその山車の一番下を支える車の部分、とってもしっかりした作りです。300年以上続くとても歴史のある宵祭りで、舟いっぱいにロウソクが灯されて何とも幻想的なのだとか。宵祭りは5月4日。5月5日が本祭りだそうです。
今日の八ヶ岳は冷たい風が吹き荒れて、連休とは思えない寒さとなっています。風は今夜には収まり、2日までは良いお天気が続くようですね。連休は前半の方がお天気が良いそうですよ!何とか渋滞を避け、ぜひ新緑の美しい八ヶ岳にお越しください!
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26
4月
明科駅に一番近い「三五山トンネル」まで来ました。漆久保トンネルに比べ長いトンネルで125mあり、しかもカーブをしているため中が暗く入るのにちょっと躊躇します。
が・・・入口に近づくと扉が付いています。そうなんです、夜になると閉じてしまい通行できなくなるのです。しかも、この三五山トンネルは2010年3月までガッチリ閉まっていて通ることができなかったのです。通れるように補修をして今は人感センサーの明かりも付き、安心して通れます。
中には2箇所の待避所もあります。モルタルの補修跡がちょっと残念・・・だけど崩れてくる方が怖いのでしょうがないですね。
今日の八ヶ岳は霞がかかっているものの快晴!八ヶ岳の裾野も少しずつ緑が見えるようになってきました。これからこの緑のジュータンが山の上を目指して駆け上がっていきます!
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25
4月
何に使われたか良く分からないもの達もいろいろ残されています。小さなロッカーのようなものがいくつかありましたが、中には電気の配線のようなものが入っていますが・・・?
これは・・・多分、保線工事のために列車が来るのを見張っていた台ではないかと思われます。カーブなどの見えづらいところにありましたので。
線路か枕木を止めていたクギ状のものではないかと・・・?
そして、いくつも残されていたのがこの井戸。何回も触れていますが、土砂崩れが多かったこの地の地下水位を低くするために設置されたのがこの井戸なのです。井戸自体が土砂で埋まらないようにしっかりと回りに石積みされています。苔むした石が歴史を物語ります。
ってことは昨日お伝えしたお宅の井戸も涸れずに残っているかもしれませんね?
今日の八ヶ岳は薄雲がかかっていますが晴れています。ここ数日は初夏のような陽気が続いていて、いつもはGWに咲く山桜がすでに満開を迎えています。やはり今年も季節がどんどんずれて先に進んでしまうのでしょうか?
Posted on 2016 under トレッキングリポート |
24
4月
前にもお伝えしたとおりこの旧篠ノ井線の明科~西条間は地滑りなどの災害が多く困っていました。そこで傾斜地に植えられたのが3万本の「ケヤキ」です。なぜケヤキだったのかは調べましたが良く分かりません・・・各地でも防災林でケヤキが使われている例はあります。比較的長寿な樹木と言う理由も有るかもしれませんね。下見の時にはまだまだ枯れ木でした。きっと今頃は、ふわふわっとした若芽が風になびいている頃だと思います。
良い状態で保存されている信号!往時が偲ばれますね。
廃線近くには人家が間近に建つところも・・・昔懐かしい井戸のポンプがありました。近くで見ていたら家の方がご挨拶して下さり・・・「私がお嫁に来た頃までは使っていたけど、もう今は使ってないんだよ」と・・・。んー残念。しっかりした屋根があったので井戸が生きていたらお水を一杯飲ませてもらおうかと思っていたのですが・・・。
事務所のスイセンとチューリップが競演しています。明野町にある「ハイジの村」でも、45万株のチューリップが満開を迎え「チューリップ祭り」が開催中です。一面に咲く色とりどりのチューリップ・・・気分だけでもオランダへ!